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あえての有形がトレンド!Z世代が心惹かれるレトロブームを徹底分析!

この記事でわかること

  • まだまだ続く「レトロブーム」とは
  • Z世代は、形あるものに惹かれる?!
  • 思わずシェアしたくなる!レトロの魅力を生かした企業事例3選

目次

登場人物

いーちゃん

22歳。春から、とある企業のマーケティング担当になり、やる気に満ち溢れている新卒社員。憧れの先輩のように一人前の社会人になるため、日々勉強中。
少しおっちょこちょいだが、何事にも積極的。

航(わたる)さん

CARTA MARKETING FIRM &Social セールス

2023年に株式会社CARTA HOLDINGSに新卒入社後、CARTA MARKETING FIRMで企業ブランディングとD2C事業会社を担当。戦略から実行まで総合的なマーケティング支援を経験し、SNSマーケティング事業部に異動。現在はナショナルクライアント様を筆頭にBtoC、BtoB業界ジャンル問わずSNS・インフルエンサーマーケティングを活かして戦略から実行まで支援している。

〈趣味〉
海外旅行(18ヶ国)、音楽鑑賞(HIPHOP・テクノ)アイウェア収集、美術鑑賞、ジム、お笑い、ランニング、硬いパン屋巡り

Z世代で勢いを増す「レトロブーム」

いーちゃん
わぁ、かわいい!(SNSを見ながら)
いーちゃん、お疲れさま!何見てるの?
航さん
いーちゃん
航さん、お疲れさまです!SNSでレトロ喫茶の投稿を見てるんです。花や動物などレトロな柄をあしらったプリントグラスなど昭和な感じがかわいいんですよね〜。
あぁ、それは昭和レトロだね!最近、Z世代でこのレトロブームが高まっているんだよ。
航さん
いーちゃん
たしかに、懐かしさの中に新しさもあって、見てるだけでもワクワクします!
株式会社ネオマーケティングが実施した調査によると、特に20代の若者が「リバイバルコンテンツ」に高い関心を持っていることが明らかになっているんだ。
航さん
いーちゃん
「リバイバルコンテンツ」?
昔の人気アイテムやサービスを、現在のトレンドに合わせて再現したものだよ!昔流行った映画や音楽がリバイバルされるようなことがそれに当たるね。レトロな雰囲気の商品やサービス、食べ物もそのひとつだよ。
航さん
いーちゃん
なるほど!最近「TikTok」などSNSをきっかけに昔の音楽が再流行したこともありましたね!
株式会社ネオマーケティングによれば、リバイバルコンテンツの認知者全体の51.8%が過去人気のあったキャラクターを起用した商品・雑貨、再注目された昔の音楽やファッション・メイクなどにお金をかけた経験があるそうだよ。
航さん
いーちゃん
約半数も!

20代男性においては、リバイバルコンテンツの認知者全体の71.1%が実際にお金をかけた経験があるそうだよ。

全体として「昭和レトロ」や「平成レトロ」という懐かしいテイストのものを好む傾向が見られているよ。SNSでコンテンツをシェアする若者が多いことも特徴だね。

航さん
いーちゃん
SNSでのシェアが新しいトレンドを作り出しているんですね!
「昭和・レトロ好き」の36.7%が、「購入・利用後にSNSでシェアしたい」と答えているよ。
航さん

レトロブームを象徴するトレンド

いーちゃん
具体的にはどんなトレンドがあるんですか?
レトロブームといっても、大正・昭和・平成レトロといくつかのトレンドが混在しているんだ。
航さん
いーちゃん
それぞれの時代の「レトロ」があるんですね。詳しく教えてください!
大正レトロは、レトロな着物や女学生のはかま姿、浅草のような古風な街並みを指すことが多いよ。昭和レトロは、喫茶店のナポリタンやクリームソーダ、アデリアのグラス、70〜80年代のシティ・ポップやレコード、バブル期のファッションなどだね。
航さん
いーちゃん
平成レトロはどんなものがあるんですか?
使い切りカメラやY2Kファッション、それに2000年代初頭のティーンズブランドが人気だよ。例えば「The Music」が発売した「ミュージックキーホルダー」がZ世代の間で大きな話題を集めたのもその一例だね。
航さん
いーちゃん
ミュージックキーホルダー!聞いたことあります!
これは、レコードやカセットテープのデザインのキーホルダーで「音楽を持ち歩ける」というコンセプトで作られたんだ。スマホでお気に入りの曲を登録すればスマホをキーホルダーにかざすだけで楽曲の読み込み・再生できるんだ!デジタルネイティブなZ世代には逆に新鮮味が感じられたのかもしれないね。
航さん
いーちゃん
便利な時代だからこそ、あえて不便とも捉えられるものが新しく感じるなんて面白い!
これもSNSでのシェアがさらに人気を後押ししたみたいだよ。「ミュージックキーホルダー」を持っている姿を撮影してSNSにアップすることで、他の若者たちにも広がっていったんだって!
航さん

Z世代の心理から読み解くレトロブームの起因

いーちゃん
Z世代の間でこんなにレトロブームが広がっているのはどうしてですか?
まず、Z世代は「デジタルネイティブな世代」だということ。幼少期からインターネットやスマートフォンが普及していて、情報やコンテンツが「無形」であることがスタンダードだったんだ。
航さん
いーちゃん
だからこそ、「有形」のものに魅力を感じるんですね!

デジタルにはない「実体感」や「手触り感」が、新しい体験として感じられるんだろうね。これがレトロブームの一つの起因になっていると考えられているよ。

デジタル環境で育ったZ世代にとって、フィジカルなアイテムはあまり触れる機会が少ないからこそ、その「非日常感」が特別なんだ。また、自分が生まれる前の時代の文化やアイテムには強いノスタルジアを感じているんだよ。

航さん
いーちゃん
なるほど、だからノイズ混じりのレコードや使い切りカメラが人気なんですね。

その通り。これらのアイテムはその不完全さや手作り感が独特の魅力を持っていて、Z世代には新鮮でユニークな体験として映るんだ。

流行のもうひとつの理由は「SNS」。SNSはZ世代にとって自己表現やコミュニケーションのツールとして欠かせない存在だからね。レトロな文化を体験しSNSでシェアすることで、共感や反応を得る。その一連の流れがレトロブームを支えているんだよ。

航さん
いーちゃん
SNSが新たなトレンドを生み出し、それがまたSNSを通じて広がる。この循環がZ世代の間でレトロブームを持続させているんですね!

レトロブームを活用した広告戦略

いーちゃん
企業がレトロブームをどう活用しているのか、具体的な事例も知りたいです!
任せて!今回は事例を3つ紹介していくよ!
航さん

味の素株式会社

まずは、味の素株式会社の「飯スマホやめ〜い!ステッカー」キャンペーンを紹介するよ!Z世代とのエンゲージメントを深めることを目的に、食事中にスマートフォンを操作してしまう行為を「飯スマホ」と名付け、それをやめさせるためにステッカーを作ったんだ。
航さん
いーちゃん
面白そう!どんなステッカーだったんですか?
昭和レトロをはじめとした様々なデザインで、全部で54種類もあったんだよ。
航さん
いーちゃん
どうやって配布したんですか?
1週間限定で東京メトロ新宿駅に合計約3800枚のステッカーをランダムに張り付けたピールオフ広告を掲示したんだ。ポスターからステッカーをはがして持ち帰れる仕組みにしたんだよ。
航さん
いーちゃん
自分でポスターからはがせるなんて楽しそう!
Z世代はスマホの裏にステッカーを貼ることでアイデンティティを表現する傾向があるから、それを狙ったんだって。狙い通り、実際にポスターからはがしてスマホ裏に挟んでいるZ世代も多かったみたい。
航さん
いーちゃん
かわいいステッカーをゲットしたら友達にも見せたくなりますね!
うんうん!味の素株式会社はそうしたZ世代のスマホ裏が広告媒体のような働きをして、さらにステッカーが広まることも期待していたそう。
航さん
いーちゃん
そこまで予想していたんですか!?すごい…!

森下仁丹株式会社

次は、森下仁丹株式会社の「#タイムスリップ仁丹タクシー」!

昭和風にラッピングしたタクシーを走らせるこの企画は、仁丹の誕生120年を記念したリブランディングの一環なんだ。

航さん
いーちゃん
昭和風タクシーと仁丹…?どんな背景があるんですか?
昭和の大阪のタクシーでは、運転手が乗客に仁丹を配っていたそう。車内は仁丹が最も売れた昭和50年代の光景を再現してるんだって。
航さん
いーちゃん
へぇ~、どんなデザインなんですか?
車両は昭和のタクシーの定番だったトヨタ「クラウン」を使い、外装は「緑」と「金」のツートンカラー。側面には「ジンタン、ありやん?」という関西弁のメッセージが書かれていたよ。車内も昭和の雰囲気を再現していて、シートカバーやフットカバーもレトロなデザイン。車内に設置されたラジカセからは昭和中期に老若男女が口ずさんでいた仁丹のテレビCMソングを流していたんだって。降車時には実際に仁丹を配って、ブランドの認知度向上を狙っていたそう。
航さん
いーちゃん
SNSでシェアされそうな要素盛りだくさんですね!乗ってみたかった…!

日本マクドナルド株式会社

最後に紹介するのは、日本マクドナルド株式会社の「喫茶マック」!

昭和の喫茶店文化をテーマにしたメニューを期間限定で提供し、クリームソーダやコーヒーゼリーパフェがSNSで大いに話題になったんだ。

航さん
いーちゃん
面白いコンセプトですね。具体的にはどんなプロモーションが行われたんですか?

まず、TVCMにはZ世代に人気のダンス&ボーカルグループFANTASTICSのメンバーが出演し、その世界観を同時にSNSでも展開。インスタライブやXキャンペーンと連動させた多角的なプロモーションも行われたんだよ。

中でもインスタライブでは、出演者がメニューを紹介しながら、視聴者とリアルタイムでコミュニケーションを取ることで、より強いエンゲージメントを生み出したんだ。

航さん
いーちゃん
SNSでのリアルタイムのやり取りがポイントなんですね!
その通り。SNSの拡散力と、リアルな体験のシェアを掛け合わせることで、話題性が長持ちするんだよ。これが長期的なファン獲得にもつながるんだ。
航さん

まとめ

いーちゃん
航さん、今日はありがとうございました!レトロブームの影響力や人気の背景、企業の活用方法など学びが多かったです!
レトロブームはZ世代のライフスタイルやコミュニケーションに深く根付いているんだ。これからもこのトレンドは続いていくだろうし、さらに多様な形で展開されることになると思うよ!
航さん
いーちゃん
これからも注目していきたいトレンドですね!話していたらクリームソーダが飲みたくなってきました。さっき見つけたレトロ喫茶、行ってみようかな〜!
いいね!レトロ喫茶でリフレッシュしたら、また新しい発見があるかもしれないよ。
航さん
いーちゃん
そうですね!昭和レトロを満喫してきます!
行ってらっしゃい!楽しんで〜!
航さん

&Social

CARTA MARKETING FIRMが提供する「&Social」は、「広告 “&Social”」や「オウンドメディア “&Social”」など、幅広い広告手法や発信媒体を組み合わせ一貫性のあるSNSマーケティングを提供しています。SNS黎明期から様々なインフルエンサープロダクションとのリレーションを築き上げてきた経験を生かし、クライアント様のビジネスを進化させるプロモーションをご提案します。特にインフルエンサーのキャスティング力と施策の効果検証が強みで、国内外でタレントやインフルエンサーを幅広く起用しています。また、レポーティングや分析を通じて、クライアント様のマーケティング強化に貢献しています。
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出典元:株式会社ネオマーケティング「リバイバルコンテンツに関する調査」https://form.neo-m.jp/download/investigation/4248

出典元:AdverTimes.「発売直後に人気爆発「The Music」 2人のZ世代創業者が明かす成功秘話」https://www.advertimes.com/20240528/article460117/

出典元:AdverTimes.「味の素「食事中のスマホ操作」に物申すステッカー開発、新宿駅広告で配布」https://www.advertimes.com/20240522/article459984/

出典元:AdverTimes.「昭和タクシーで若者に仁丹訴求 レトロブームで再起を図る、森下仁丹」https://www.advertimes.com/20240312/article451809/

出典元:日本マクドナルド株式会社「レトロな喫茶店メニュー「喫茶マック」が帰ってきた!」https://www.mcdonalds.co.jp/company/news/2024/0416a/

出典元:味の素株式会社「飯スマホやめ~い!ステッカープロジェクト」特設サイトhttps://www.ajinomoto.co.jp/event/meshisumahoyamei/