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なぜ、縦型ショートドラマが人気なのか?機能性、価格性ではない伝え方とは。

この記事でわかること

  • 縦型ショートドラマを広告に活用するメリット
  • 「つい見ちゃう」を引き出すバズらせポイント3つ
  • さりげないPRが可能!企業の活用事例3選

目次

登場人物

いーちゃん

22歳。春から、とある企業のマーケティング担当になり、やる気に満ち溢れている新卒社員。憧れの先輩のように一人前の社会人になるため、日々勉強中。
少しおっちょこちょいだが、何事にも積極的。

三浦さん

CARTA MARKETING FIRM|第3管轄|プロダクト事業局|&Social部

通称:バズクリエイター
2019年よりSNSマーケティングに従事し、現在は &Social部のディレクターを務める。
エンタメ業界をはじめとした大手クライアント様と向き合い、タレント・インフルエンサーのキャスティングやディレクション業務を担当。
座右の銘は「踊らされるな、自ら踊れ」

縦型ショートドラマとは

いーちゃん
(スマホを見ながら)面白いなぁ。次の話も見ちゃおっと!
おっ、それは最近流行りの縦型ショートドラマだね。
三浦さん
いーちゃん
三浦さん、お疲れ様です!「縦型ショートドラマ」って言うんですか?
縦型ショートドラマは、スマホに最適化された縦型の動画形式で、1話あたり数十秒から数分程度の短い尺で完結することが多いドラマだよ。通勤や通学の合間、ちょっとした待ち時間など、日常のあらゆるシーンで手軽に視聴できるのが特徴なんだ。
三浦さん
いーちゃん
なるほど!最近、TikTokやInstagram Reels、YouTube Shortsでよく流れてきますね!
Z総研の調査によると、Z世代の83.7%がTikTokのショートドラマ広告をきっかけに商品・サービス・ブランドを認知したことがあるんだって。また、67.8%がショートドラマ広告をきっかけに商品やサービスに興味を持ち、43.9%が実際に購入や利用経験があるそう。
三浦さん
いーちゃん
広告にも活用できるんですね!市場規模はどれくらいなんですか?
サイバーエージェントとデジタルインファクトの推計によると、2023年の縦型動画広告の市場規模は前年比156.3%の526億円に達したんだ。
三浦さん
いーちゃん
そんなに大きな市場なんですね!
さらに、米ハブスポットが2023年にマーケター1000人を対象に実施した調査では、33%が広告投資先として縦型ショート動画を検討していると回答しているんだ。広告出稿先として非常に有望視されていることが分かるね。
三浦さん
いーちゃん
縦型ショート動画を広告に活用すると、どんなメリットがあるんですか?
一つ目は、画面サイズが大きく、集中しやすいこと。縦型動画は横型動画に比べて、表示される面積が約3倍も大きくなると言われているんだ。フルスクリーンで表示されるから、他の動画がいくつも表示される横型に比べ、視聴者が集中しやすいんだ。
三浦さん
いーちゃん
広告効果も高そうですね!
二つ目は、尺が短くスキップされにくいこと。ショート動画は尺が短いから、ストレスを感じずに最後まで見てもらいやすい。タイパが重視される今、短尺動画の人気が高まっているんだよ。また、縦型ショート動画の特有のテンポの良さも注目を集めているよ。この魅力を企業がうまく活用することで、より高い広告効果を得ることができるんだ。
三浦さん

縦型ショートドラマがバズる理由

いーちゃん
縦型ショートドラマはなぜこんなに流行ってるんですか?
理由はズバリ、ノウハウ次第で「バズ」を生み出せるから!
三浦さん

スピード感と情報密度

一つ目の理由は「スピード感」と「情報密度の濃さ」。特に若い世代はタイパを重視し、短時間で多くの情報を得たいと思っている。短時間で感情移入しやすいストーリーを展開することで、視聴者を一気に引き込むんだ。映画や長編ドラマと比べて圧縮された内容だからこそ、無駄が少なく、エンターテインメント性が高いんだよ。
三浦さん

フィード機能と視聴維持

次に、TikTokの「おすすめ」フィードのような、視聴者の履歴や関心に基づいて、関連性の高い動画が次々と表示される仕組み。これが、縦型ショートドラマの視聴回数を稼ぎやすい理由の一つなんだ。
三浦さん
いーちゃん
一度見ると関連性のある動画が次から次へと出てきますよね!
でも、大事なのは視聴回数よりも視聴維持!いかに動画をスキップされずにフル視聴してもらうかがポイントなんだ!
三浦さん
いーちゃん
具体的にはどうするんですか?
視聴者の興味を引き込むために、冒頭でインパクトのあるシーンを持ってくる「ヒキ」。いきなり衝撃的なシーンにすることで、思わず動画を見てしまう仕掛けをつくるんだ。そして「ツカミ」で視聴を継続させるため、興味を持続させるような展開を作る。さらに「畳みかけ」で、視聴者が最後まで見逃せないようなクリフハンガー※的な要素を盛り込むんだ。

※クリフハンガー
〔ドラマや物語などの〕クリフハンガー◆続きを気にさせるような終わりの場面。

三浦さん

エンゲージメントを高めるテーマ選び

さらに重要なのがエンゲージメントを高めるテーマ選び。ユーザーからの「いいね」や「コメント」はバズを生むための重要な要素だからね。
三浦さん
いーちゃん
どんなテーマが視聴者のエンゲージメントを高めるんですか?
まずは「共感」できるテーマが大事だね。「あるある」と感じてもらえるシチュエーションや、視聴者の過去の経験とリンクするような内容がいいね。例えば「思春期の親子の葛藤」や「初恋のエピソード」は共感を呼びやすいね。また、コメントを誘導するために意図的にミスリードを入れたり、視聴者に考えさせるようなクイズ形式の展開も効果的だよ。
三浦さん
いーちゃん
たしかに、私も思わずコメントしちゃうことあります!
要するに、視聴者の感情を動かすことが大事なんだ。単に面白いだけじゃなく、共感したり驚いたり考えさせられたりすることで、視聴者はアクションを起こしやすくなるんだよ。
三浦さん

企業による成功事例

株式会社アルカディア

いーちゃん
どんな企業が縦型ショートドラマを使って成功しているんでしょうか?
まずは株式会社アルカディアの事例を紹介するね。結婚式場チェーンを展開している企業で、九州のウェディング企業初の試みとして「結婚」をテーマにしたショートドラマを制作したんだ。再生回数は700万回を超え、認知度や好意度、利用意向が非常に高まったそう。
三浦さん
いーちゃん
700万回も!?どんな内容のドラマだったんですか?
結婚式の感動的なシーンや準備段階のリアルなど、視聴者が感情移入しやすいシーンをドキュメンタリータッチで取り入れたんだ。また、ドラマの中で実際の結婚式場やサービス内容もさりげなく、しかし効果的に紹介しているよ。
三浦さん
いーちゃん
なるほど!視聴者に感動を与えつつ、自然にPRするわけですね。
視聴者が「広告を見せられている」と感じずに見ることができる点も大きなポイント。感動的なストーリーと企業のサービスをうまく組み合わせることで、高いエンゲージメントと効果を実現しているんだよ。
三浦さん

日本航空株式会社

続いては、日本航空株式会社(以下、JAL)。JALは沖縄離島路線の認知度向上を目指して縦型ショートドラマを活用し、航空券の予約数を最大で400%(前週比)にまで伸ばしたんだ。2024年1月に公開した「久米島」の魅力を伝える縦型ショートドラマは、1ヵ月で総再生数が2本で1000万回を超えたんだよ。
三浦さん
いーちゃん
たった1ヵ月ですごい数!
JALは新しいターゲット層である若年層へのリーチを狙ってこの手法を使用。「旅先での過ごし方の価値観の違い」という共感しやすいテーマで、視聴者のエンゲージメントを最大化することを目指したんだ。また、連動したクイズキャンペーンや、SNSのフォロワー増加施策も実施し、大成功を収めたんだ。その結果、JALのTikTokアカウントのフォロワーが1日で約9000人増加するなど、認知度や予約数が劇的に向上したんだって!
三浦さん
いーちゃん
他の施策とも連携すると更に効果的なんですね!

カルビー株式会社

最後はカルビー株式会社!カルビーは「じゃがりこ」のTikTokショートドラマ『あげりこ学園-卒業篇-』を公開し、すぐに大きな話題になったんだ。全12話のショートドラマは総再生回数がなんと380万回を超え、総いいね数は27万を超えたそう!(2024年1月24日時点)
三浦さん
いーちゃん
どんな内容だったんですか?
「あげりこ」という、ちょっとしたキモチを込めてじゃがりこを贈る文化を広めるために、学園生活を舞台にドラマを制作したんだ。キャスティングにはZ世代に人気のTikTokクリエイター3名を起用し、卒業シーズンならではの感動的なシーンを描いたよ。また、AR技術を使った新サービス「じゃがりこ秘密のメッセージ」と連動させて、よりインタラクティブな視聴体験を提供しているんだ。
三浦さん
いーちゃん
卒業シーズンに合わせたテーマとAR技術の融合がポイントなんですね。
前作「あげりこ学園」が非常に好評だったから、今回の「卒業篇」ではさらに多くの視聴者にリーチを狙ったそう。カルビーの担当者は、じゃがりこをプレゼントする「ちょっとしたキモチ」を伝えるためにARを活用し、視覚的にも新しい体験を提供することを目指してるんだって!
三浦さん
いーちゃん
ポイントは共感を呼ぶストーリーとインタラクティブな体験ですね。
カルビーもユーザーの「見たくなる」気持ちを最優先に制作し、その上でブランドと製品の魅力を巧妙に織り込んでいるんだ。この手法によって、縦型ショートドラマは単なるプロモーションを超え、視聴者に深い印象を残すことができたんだ。
三浦さん

まとめ

いーちゃん
三浦さん、ありがとうございました!縦型ショートドラマがこんなに影響力を持っていたなんてびっくりです!
縦型ショートドラマは、視聴者の時間を無駄にせず、短時間で深い印象を残せるから、Z世代を中心に非常に人気があるんだね。うまく活用して、効果的にターゲット層にアプローチしていきたいね!
三浦さん
いーちゃん
広告感のない広告っていうのもポイントですね!
うん!そういえば、さっきいーちゃんが見てた縦型ショートドラマのタイトル教えてよ!
三浦さん
いーちゃん
もちろんです!ドキドキする展開がいっぱいあるので、思わず見入っちゃうと思いますよ~
それは楽しみ!
三浦さん

&Social

CARTA MARKETING FIRMが提供する「&Social」は、「広告 “&Social”」や「オウンドメディア “&Social”」など、幅広い広告手法や発信媒体を組み合わせ一貫性のあるSNSマーケティングを提供しています。SNS黎明期から様々なインフルエンサープロダクションとのリレーションを築き上げてきた経験を生かし、クライアント様のビジネスを進化させるプロモーションをご提案します。特にインフルエンサーのキャスティング力と施策の効果検証が強みで、国内外でタレントやインフルエンサーを幅広く起用しています。また、レポーティングや分析を通じて、クライアント様のマーケティング強化に貢献しています。
SNSでのプロモーションのご検討、また、SNSマーケティング施策にお悩みの方は、CARTA MARKETING FIRM 「&Social」にお気軽にご相談ください。
お問い合わせフォーム :https://carta-marketing-firm.co.jp/contact/

出典元:CreatorZine「Z世代の83.7%がTikTokショートドラマきっかけで商品・ブランドを認知したことがあると回答/Z総研調査」https://creatorzine.jp/news/detail/5577

出典元:AdverTimes.「タテ型短尺ドラマの国産PF 吉本興業・NTTドコモ傘下企業ら」https://www.advertimes.com/20240626/article465434/

出典元:ウェブ電通報「100万回超えは当たり前?“狙ってバズれる”縦型ショートドラマの実力とは」https://dentsu-ho.com/articles/8878

出典元:ウェブ電通報「JALはなぜ縦型ショートドラマで成果を出せたのか? 1000万回再生の裏側」https://dentsu-ho.com/articles/9062

出典元:NIKKEI COMPASS「総再生回数380万回超の人気企画の続編が始動!TikTokショートドラマ 『あげりこ学園-卒業篇-』[テテマーチ]」https://www.nikkei.com/compass/content/PRTKDB000000161_000017171/preview